<ソフトバンク3-2楽天>◇21日◇みずほペイペイドーム
ついに有終のゴールが、目の前に迫った。ソフトバンクが9回にサヨナラ勝ち。大阪では2位日本ハムがオリックスにサヨナラ負けし、ホークスの優勝マジックが「2」となった。4年ぶりVへ、ついに「王手」がかかった。
一塁側ベンチは興奮状態だった。観戦に訪れていた孫オーナーも、いつものようにチームのグラウンドコートを着込んでナインとハイタッチ。「すばらしい逆転劇でしたね。私が来ると勝ちますね」。笑顔のオンパレードで球場を後にした。もちろん、22日も球場で観戦予定。V決定となれば大阪移動のチームの動きに合わせ、祝勝会で手荒いビールの祝福を浴びる。
王会長も、劇勝に声のトーンが上がった。「山川がよく打ってくれたし、最後に柳町がね。あの土壇場でよく打ってくれたからね。こういう勝ちは大きいよ」。Vマジックが一桁になっても「自らで勝たないと」と言い続けてきた王会長だけに、チームの奮闘をしっかりたたえた。
残念なシーンもあった。2点を追う6回。先頭・周東が左前打で出塁。続く1番緒方はカウント2-0から3球目の直球を打ち上げ、右飛。今季初めて「先発1番」に起用されていた。前打席で左前打を放ってはいたが、送りバントを含めいろんな攻め方があったと思う。山川の反撃弾が出るまで先頭打者を4度出塁させながら、2度の併殺打など得点につなげることはできなかった。
ホークスの1点差勝利はこの日で18勝目。1点差負けは14敗。点差別の負け数では1点差負けが最も多い。短期決戦へ、そのあたりの戦術も詰めていきたい。




