旭川実が甲子園に出場した10年以来5年ぶりの道大会勝利を飾った。2回に3連打で1点先制。以降も小技を使いながら点を重ね、チーム10安打6得点。終盤に追い上げられたが逃げ切った。

 春夏甲子園計5度出場。95年夏には8強入りを果たした実力校だが、11年春以降13季連続で地区の壁を突破できずにいた。12年秋から就任したOBの坂口新監督(31)にとっては道大会初采配白星。「本当に選手が頑張ってくれた。最高です」と笑顔で話していた。