帝京が15安打10得点で8強進出を決めた。

 1回1死二、三塁から4番岡崎心外野手(1年)が、中前に2点適時打を放ち先制。「初回のチャンスをものにしたかった」と喜んだ。

 4回までに6-0とコールド勝ちのペースで試合を進めたが、5回に2失策が絡んで3失点するなど、9回まで試合を続けた。

 前田三夫監督(66)は「下級生が投げているんだから、ショートはエラーしてはダメ。(主将の)中道はそういう時に声が出ない。(二塁手)郡もエラーしたでしょ。弱さが出た。意識を持たせてやっていかないと」と引き締めた。

 1年生4番の岡崎に対しては「よくセンター方向に持って行ったね。1年生だけど、しぶとく打席に立てるから。意外に面白いですよ」と期待した。