春の九州大会王者で、89年以来27年ぶり4度目の甲子園出場を目指す優勝候補の福岡大大濠は、激戦区に入った。

 初戦となる2回戦で当たるのは、福岡県高野連関係者が「台風の目になりそうな存在」と話す福岡第一。3回戦でも強豪東福岡との対戦する可能性がある。

 八木啓伸監督(38)は「仕方ないですね。そういう運命。ベストを尽くしたい」。プロ注目の146キロ右腕、エース浜地真澄投手(3年)にも注目が集まるが「チームを勝たせるピッチングをしてほしい」と話した。