3季連続甲子園を狙う花咲徳栄(埼玉)が6日、鴻巣市の球場で桶川(埼玉)と練習試合を行った。

 9-0の大勝に導いたのが、4番隈本達也外野手(3年)のバットだった。3回1死一塁、中越え2ランを放った。「インコースを狙っていた」と納得の表情。野本真康捕手、高橋哉貴外野手(ともに3年)も1発を決め、計3本塁打で圧倒した。2月に左膝を故障し、春は不完全燃焼だった隈本は「早く大会に出たかった。自分が打って甲子園出場に貢献したい」と力強く答えた。