春の九州王者で優勝候補の福岡大大濠が福岡第一に敗れ、初戦で姿を消した。

 プロ注目のエース右腕、浜地真澄投手(3年)が6失点(自責2)。4回には一時勝ち越しとなる本塁打を放ったが、8回に不運な安打や味方の失策もあり、4点を奪われ、逆転を許した。

 89年以来、27年ぶり4度目の甲子園出場はならず「(8回は)踏ん張らないといけないところ。未熟だった。もう1段階ギアを上げられなかった。あっちのほうが強かったということ」と、悔し涙を流した。