作新学院(栃木)が木更津総合(千葉)との関東勢対決を制し、5年ぶりの4強入りを決めた。

 1回に3番入江大生内野手(3年)の今大会3本目となる中越えソロで先制。3回には2番山ノ井隆雅外野手(3年)が右翼へ2ラン。一発攻勢で木更津総合の好左腕・早川から3点を奪った。

 3点あれば十分だった。最速152キロ右腕、今井達也投手(3年)が好投。7回に1点を失ったが早川に投げ勝った。9回には前日に続く152キロをマーク。最後の打者・早川は151キロ高め直球で空振り三振に仕留めた。

 今井は「最後は(変化球の)サインに首を振ってストレートを投げました。野手に守備で助けられたし最後は三振で、と思いました」と話した。