高校野球特集の第3回は、日刊スポーツ記者が全国の話題の選手にスポットを当てる。

 「タレント軍団」の4番に座るのは大阪桐蔭・山本ダンテ武蔵外野手(3年)だ。「武蔵」の名はアメリカ人の父チャールズさんが、闘争心のある「宮本武蔵」の存在を知り名付けたという。

 50メートル走6秒1、遠投100メートル超の身体能力が持ち味で、根尾昂外野手(2年)ら「ミレニアム世代」の逸材が名を連ねるなか、中軸を担う。「ここという場面でチームの流れを持ってくる打撃をしたい」と4番の仕事を誓った。