タイプの異なる3投手で15日の3回戦で対戦する早実打線に挑む。不調から復活した大日方はスライダー、カーブ、チェンジアップ、シンカーと多彩な球種を操る変化球右腕。小川はツーシームが持ち味の右腕で打者の手元で微妙に変化する球で芯を外す。左腕・寺内は制球力とスライダーのキレで勝負する。
場面や打者など、さまざまなシチュエーションを想定した継投で幻惑する。この日、寺内の登板時は大日方、小川ともに外野で残ったように、対清宮には寺内、対野村には大日方など、小刻みなリレーも可能となる。寺内は日大三・桜井の攻めを理想に挙げ、大日方は「変化球中心にタイミングを崩して」と話した。
平日は週3回しかグラウンドを使えず、その分をミーティングに充て、野球勘や戦術を植え付けた。ホームスチールを敢行したように奇策も戦術。足立新田(東東京)監督時代に斎藤(日本ハム)擁する早実に秋の大会で敗れた畠中監督は「男らしく、潔く、しっかり勝負する。20-0で負けても、自分たちのいい野球を。(清宮を)無条件で歩かせることはないです」と意気込んだ。【久保賢吾】


