最速144キロを誇るプロ注目左腕の仙台・佐藤隼輔(3年)が9回5安打18奪三振無失点で完封勝利を挙げた。

 自ら先制打を打った直後の6回裏途中から両足がつるアクシデントがあったが「力を入れると痛かったので、後半は球速を抑えて制球重視でいったから、結果的に三振がとれた」と試合後、汗をぬぐった。視察したソフトバンク作山和英スカウトは「腕の振りが柔らかい。体ができれば面白い。将来性があって楽しみ」と絶賛した。