全国高校野球選手権新潟県代表の日本文理は今日12日の1回戦で、鳴門渦潮(徳島)と対戦する。

 今大会で勇退する大井監督は「早く試合がしたくてうずうずしていた。選手と一緒」と笑った。打撃中心に調整し、培ってきた打ち勝つ野球を再確認した。59年夏の甲子園、宇都宮工(栃木)のエースとして準優勝。今年、甲子園で32年の監督生活を終える。「甲子園で高校野球を始めて、甲子園が監督として最後の大会。こんなに幸せなことはないよ」。そして「1日でも長く、子どもたちと野球をやりたいね」と初戦突破に意欲を見せた。