来秋ドラフトは、２０００年生まれの高校生「ミレニアム世代」に注目だ。全ポジションで有力候補の名前が挙がる。中でも注目は大阪桐蔭。投手も兼ねる“二刀流”の根尾昂（あきら）内野手（２年）、今夏のＵ１８Ｗ杯日本代表の藤原恭大外野手（２年）ら、６選手がドラフト候補。もし６人が指名されれば、１チームから史上最多となる。

　大阪桐蔭・柿木蓮投手（２年）は、気迫あふれる投球が持ち味だ。好きなプロ野球選手も「気持ちを前面に出している」と楽天則本を挙げる。最速１４６キロの直球を武器に、今夏の府大会４回戦では８連続を含む１１三振を奪うなど圧倒。背番号１は「高いレベルでやりたいというので、桐蔭に来ている」と、より上の舞台、プロの世界を目指す。