富島(宮崎)が26日、センバツ初出場を決めた。創部70年で春夏を通じ初の甲子園となった。

 エースの黒木将胤投手(2年)は最速137キロの速球に、スライダーを武器とする。自らを「制球よく打たせるタイプ」と評する。元ロッテ黒木知宏氏の出身地でもある、宮崎・日向市に現れた「ジョニー2世」だ。

 黒木将は「ピンチを抑えたときは熱くなる」と、闘志あふれるスタイルは黒木氏と同じ。甲子園でのプレーを想像し「見てほしいところを見てもらえる舞台。緊張すると思うけど、いい緊張に変えたい」と燃えていた。