プロ注目の大体大浪商・立石健投手(3年)は2番手で7回から登板し、大阪桐蔭相手に2回2安打1失点。4三振を奪った。

 スカウトのスピードガンではこの日最速140キロを計測。「思っていたよりは真っすぐを低めに集められた。でも高めに浮いたところで1点取られて悔しい思いもあります」。それでも状態は上がりつつあるようで「ここ最近はピリッとしていない中で、この大阪桐蔭戦が一番良かった」と手応えも口にした。

 「春のブロックを見て、大阪桐蔭と対戦するのを目標にやってきた」と対戦はこの春の1つの目標だった。100回大会を迎える今夏は、大阪桐蔭と別地区の南地区で甲子園を目指すが「全然かなわないということはなかったと思う。経験を生かしていきたい」と夏への糧になった。