北海道大谷室蘭が昨春の準優勝校に競り勝ち、現校名で3季通じて北海道大会初勝利を飾った。

 先発の背番号11、石田龍一朗(3年)が7安打を許すが、要所を締めて2失点で完投した。同点の8回2死一、三塁で、1番石垣圭翔一塁手(2年)が左前に決勝打を放ち接戦を制した。坂本亘監督(48)は「粘り強かったですね。石田は良く投げてくれたが周りも声をかけて全員で戦っていた」と振り返った。

 2012年に室蘭大谷から現校名に変更した。