大産大付が8回コールドで北大阪大会開幕戦を制し、元ソフトバンクで2月から同校監督を務める田上秀則氏(38)が夏初白星を飾った。

 初回に2点を先制されたが、2回に逆転。3回までに7得点と猛攻で突き放した。5点リードの8回1死一、三塁で5番奥野温大(はると)外野手(3年)が左中間を破る2点三塁打を放ち、試合を決めた。

 初めての夏の初戦を終えた田上監督は「疲れました。高校野球は最後まで何が起こるか分からないので」と振り返った後、「10点くらい取れる自信はありました。次も相手がどこだろうと、やることは同じ」と引き締めた。