サッカー日本代表のDF長友佑都(31)の母校、東福岡が3発などで9得点を挙げて初戦を快勝した。

 5回を終えて2-2の同点と苦しい前半だったが、6回に主将でもある大西龍聖内野手(3年)が左越えの決勝弾を放ってペースをつかんだ。「走者もいなかったので思い切って振った。自分たちに少し油断があったかもしれないなか、なんとかしたかった」とチームに勢いをつける1発に言葉もはずんだ。

 結局3発10安打9得点で快勝。2007年(平19)以来、遠ざかっている夏甲子園へ弾みをつける白星発進だった。