秋田大会が開幕した。開会式では明桜のエースで4番・山口航輝主将(3年)が選手宣誓。「最高の仲間」「大好きな野球」「誰もが記憶に残る大会にする」など3年生部員全員から募った言葉を取り込み、ちょうど1分で堂々と誓った。

 昨夏の決勝で右肩亜脱臼し、甲子園では登板できなかった。優勝旗も返還した最後の夏。山口は「選手宣誓はみんなを代表してやりたかった。練習以上のものが出せたので100点です。ピッチングは去年ほどではないですが、ケガしてからでは一番の状態。バッティングは最近は調子が悪いのですが、自分は本番に強いタイプなので気にせずに臨みたい。選手宣誓、優勝旗返還と開会式でも『持ってる』と言われたので、試合でも活躍してチームを甲子園に連れていきたい」と決意した。

 第3シードとして挑む初戦2回戦は14日に、秋田西と平成の勝者と対戦する。