プロ注目の最速147キロ右腕・汎愛の羽田野温生投手(3年)はほろ苦い夏初戦となった。

 2-1の6回から登板すると、まずは3者凡退。しかし6-1となった7回に、先頭打者の三塁打から連打と四球で3点を失った。

 味方の援護もあり初戦を突破したが、4回6安打3失点。羽田野は「ベストではなかった。まっすぐのキレも変化球も定まらなかった」と反省。この日の最速も、プロスカウトのスピードガンで141キロにとどまった。

 3月に右肘を痛めた影響もあり、夏前の練習試合では長いイニングを投げていなかった。「体力面とか練習が足りていない。この暑さになれるように(次の試合まで)1週間あるのでやっていきたい」と次戦を見据えた。