国士舘が「左腕トリオ」のリレーで国分寺に競り勝ち、4強入りを決めた。

 先発した石井崚太投手(3年)が自己新の最速142キロをマークし、6回を1失点と好投。2番手の草薙柊太投手(3年)は、最速タイの147キロをマークし、2回2/3を無失点に抑え、9回2死一塁からは井田尚吾投手(3年)が、自己新の145キロをマークし、遊ゴロで締めた。

 3投手とも、自身の最速を計測する豪華リレーだった。石井は「落ち着いて投げられた。次も自分たちより強い相手ですが、1戦1戦、全力でいくだけです」と話し、草薙は「小細工なしで、思い切ってストレートでいこうと。(父親から電話で)『無心で腕を振れ』と言われたので、それができて良かったです」と笑顔で話した。