智弁和歌山が10安打16得点で日高を5回コールドで下した。

 初回、今秋ドラフト候補の3番林晃汰内野手(3年)が2死から右前打で好機をつくり、4番文元洸成外野手(3年)の左中間適時二塁打で先制。その後も着実に点を重ね、8点リードの3回には2死満塁から5番冨田泰生内野手(3年)が満塁本塁打を放ち、さらにリードを広げた。

 高嶋仁監督は(72)は「ランナーがたまってからのヒットは理想。エラーをもらいながら点が増えました」と静かに語った。チームはこれで4強進出となった。