大院大高が東海大仰星に競り勝ち、決勝進出を決めた。

 3回、2死二塁から5番谷本一稀捕手(3年)の適時三塁打で先制。4回裏に逆転されたが、その直後の5回、谷本の同点適打など、4本の長短打を集めて逆転に成功した。

 投げては先発山崎尚也投手(2年)が7安打3失点の粘投で完投勝利。「制球が定まっていて良かった。決勝まで勝ち進んで自分も驚いている」とはにかんだ。椎江博監督(56)は「うちはつないでひっくり返して勝ち上がってきたチーム。うちらしい野球ができました」と振り返り、決勝へ向け「相手は日本一のチーム。思いっきりやるしかない」と気を引き締めた。北大阪代表を懸け、29日大阪桐蔭と戦う。