U18日本代表の根尾昂内野手(3年=大阪桐蔭)が自己最速を更新する、150キロをたたき出した。

14-1と大差をつけた7回に登板し先頭打者を右飛に。次打者に141キロ、148キロの直球を投げて2ストライクと追い込むと、3球目で150キロを計測し空振り三振を奪った。「投げた時にいつもより指にかかった感じがあったので、後ろ(の電光掲示板)を見ました」と根尾自身も手応えのある1球だった。

最後の打者も空振り三振を奪い3者凡退に。わずか12球で、7回コールド勝ちの試合を締めた。

14-1の大勝で3位を決め、来年韓国で行われる予定のU18W杯出場権を得た。試合後、根尾は今一番やりたいことを聞かれて「練習したいですね」と即答。「このレベルじゃ全然通用しない。レベルアップするために練習していきたい」とすぐにさらなる進化を誓った。