明桜は序盤のリードを守れず、秋田経法大付時代の87年以来となる優勝を逃した。

3回に5安打で4点を先取も、2番手投手を攻略できなかった。輿石重弘監督(55)は「正直悔しいが、大会を通して1戦1戦成長して非常に粘り強くなった。この悔しさを夏に向けてほしい」とさらなる成長に期待。加藤洋平主将(3年)は1番打者でも3打席連続安打と活躍。「自分たちより強いチームとたくさん試合ができた。バントや走塁ミスも多かったのであと1カ月、向上心を持って臨みたい」と本番の夏に照準を合わせた。