激戦区大阪の夏が幕を開けた。開会式が行われ、西高校の島津柊兵主将(3年)が選手宣誓を務めた。

令和最初の大阪大会の宣誓を務め上げた。「令和の時代を迎え、野球の楽しさをより多くの人に伝えていきます」と新時代を意識した宣誓。「今まで練習した中で一番よかった」と満足げな笑みを浮かべた。

「新しい歴史」の部分は母親からの「新しい時代のことを話したら」というアドバイスを取り入れた。大役が決まった日から、自宅の自分の部屋や、時には授業の前に校長室で校長先生の前でも練習を重ねた。大会前日の5日朝には、職員室で教職員約40人の前で最後の総仕上げをした。段階を追うごとに上達したが「今日が一番うまくいった。宣誓ができたことはうれしいし、誇りに思います」と大舞台でも立派につとめ上げた。