京都初の女性監督、洛南の山村真那監督(29)が就任5年目で公式戦初勝利を8回コールドで飾った。

3回裏1死三塁から大野陽捕手(3年)が右前適時二塁打で先制すると、勢いに乗り、4回に一気に5点を追加した。7回に守備のミスなどで4点を返されるも、その裏に1点、8回に4点を挙げ勝負を決めた。

山村監督は小学6年から神戸親和女子大卒業までソフトボールをした経験をきっかけに、体育の非常勤講師で赴任した山城(京都)で同高監督に誘われコーチに。体育科教諭として洛南に採用されると、ここでもコーチになり、前監督の退任により、15年4月に同高の公式野球部監督に就任した。