シード校の情報科学が、投打に力を発揮して7回コールド勝ちを収めた。打線が12安打9得点を挙げれば、先発の左腕後藤将太投手(3年)が、6回を2安打1失点に抑える好投を見せた。

自慢の100キロ程度の大きなカーブを武器に「緩急をうまく使えました」とニッコリ。夏の前哨戦となる5月の県選手権では、初戦でセンバツ4強の明豊に2-1で勝利。後藤将は完投して立役者となった。「内角がうまく使えたことと、緩急で打ち取れたのが良かった。でも次(明豊と)対戦するときはそんなにうまくはいかないと思うので、もっとコントロールをつけないといけません」。強力打線を打ち取った自信を武器に、明豊と対戦する可能性がある準決勝まで、負けるわけにはいかない。