国学院久我山が第1シードの東海大菅生を下し、1999年以来20年ぶりの決勝進出を決めた。

4回1死塁から、2番岡田和也外野手(3年)が右翼線に先制の適時二塁打を放った。

7回には1死一、三塁から再び岡田が右前適時打。さらに1死満塁から、準々決勝でサヨナラ満塁弾を放った4番宮崎恭輔捕手(3年)の右犠飛で3点目を奪った。

先発の高下耀介投手(3年)は9回4安打1失点完投。9回2死二、三塁のピンチで空振り三振に仕留め、試合を締めた。

決勝は28日。1991年以来、28年ぶり3度目の夏の甲子園を目指す。

2年ぶりの甲子園出場を目指した東海大菅生は、打線が7回に挙げた1得点に抑えられ、涙をのんだ。