日大東北は16年ぶりの甲子園には届かなかった。エース磯上航希投手は初回に適時打を浴びたが3安打2失点で完投した。

打たせて取るスタイルで5回以降は無安打。大会序盤は調子が上がらず苦しんだが、気持ちのこもった108球で意地を見せた。「ワンチャンスをものにする聖光の執念を感じた。今までやってきた練習成果をすべて出せたので後悔はない。この仲間で食らいつけたのは大きな財産」と前を向いた。

打線は5イニングで得点圏に走者を進めたが、あと1本が出なかった。