智弁和歌山の黒川史陽内野手、東妻純平捕手、西川晋太郎内野手が甲子園に5季連続で出場した。

48年の学制改革後、5季連続出場は10~12人目。トリオでは80~82年の荒木大輔、小沢章一、黒柳知至(早実)に次いで2例目になる。ここでの「出場」とはベンチ入りの意味。5季連続で試合に出たのは黒川、西川が8、9人目。無安打に終わった黒川、西川は、次の明徳義塾戦で83~85年桑田真澄、清原和博(PL学園)02~04年梅田大喜(明徳義塾)しか記録していない5季連続安打を狙いたい。

旧制時代は31~33年夏に3連覇した中京商(現中京大中京)の吉田正男投手が6季連続出場。46~49年に小倉中-小倉-小倉北の福嶋一雄投手が7季連続などの例がある。【織田健途】