日本代表が4戦目で初黒星を喫した。勝てばスーパーラウンド進出が決まった台湾戦で、1-3の5回終了時に雨脚が強まりコールド試合になった。日本、台湾ともに3勝1敗。日本は3日にパナマと1次ラウンド最終戦を戦う。

試合開始から雨が降り、両軍に守備のミスが相次いだ。先制したのは日本。初回、4番石川が2死二塁から左前に先制適時打を放った。泳ぎながらも三遊間を抜いて幸先よくスタートした。

ただ、台湾先発の王彦程は来季楽天入りが決まっている好左腕。攻略は簡単ではなかった。昨年のアジア選手権(宮崎)では日本打線を9回1失点に封じ込めている。好調の打線もその後、得点できなかった。

先発の宮城はぬかるんだ足元を気にしながらも持ち味を出した。1-1の5回に堅守熊田の2失策からピンチを招き、左中間に痛恨の2点適時打を許して勝ち越された。

2番手の西が後続を打ち取ったが、不運にも直後に豪雨となった。約1時間待ったが、続行不可能と判断された。規定により5回で試合は成立していた。

Aグループの韓国は9-0の5回終了時降雨コールドでニカラグアを下した。