苫小牧中央のエースで17年全国中学優勝左腕の根本悠楓(はるか=2年)が2回無安打4奪三振と好投し、2年ぶりの初戦突破に貢献した。

高校で初めて背番号1を背負い先発。しなやかなフォームから最速141キロの直球を繰り出し、1回1死から4連続で三振を奪った。「最初は少し高く球が浮いたけど2回から修正できて良かった」。

打席では0-0の2回1死二塁、左中間に先制の適時三塁打を放ち大量得点の口火を切った。3回戦の相手は駒大苫小牧。今季は公式戦で春、夏といずれも1点差で敗れている。「悔しい思いをしてきた。絶対勝ちたい」とリベンジに燃えている。