今夏甲子園に出場した霞ケ浦が、秋季関東大会(10月19日開幕、群馬県)出場を一番乗りで決めた。

来春センバツ出場校を決める重要参考資料となる同大会に、茨城県からは上位2校が進出。霞ケ浦は初の夏春連続甲子園をかけて出場する。準決勝第2試合で快勝した常総学院も関東大会出場を決めた。

霞ケ浦はこの日、甲子園の履正社(大阪)戦でリリーフ登板した本格派左腕・山本雄大投手(2年)が、5安打9奪三振で完封した。高橋祐二監督(60)は「山本はそんなに調子が良かったわけではないけれど、丁寧に投げてくれた」と、今秋ドラフト候補右腕・鈴木寛人投手(3年)の後を継ぐ新エースをたたえていた。