白樺学園が十勝勢として初の全道王者に輝き、来春センバツの有力候補となった。01年以来18年ぶりの優勝を目指した札幌日大を12-8で下した。北北海道勢の秋王者は07年駒大岩見沢(閉校)以来12年ぶり。

4回までに6失点したが、3点を追う5回表に1死から3安打と4四球に相手暴投も絡んで打者一巡で6点を挙げて勝ち越した。その裏に2点をかえされ1点差に詰め寄る一進一退の攻防が続いた。

9-8の8回2死三塁で4番片山楽生(らいく=2年)が左前適時打で1点を加えると、5番二ツ森学(2年)が中前打で続いた。相手暴投で二、三塁とし、6番坂本武紗士(むさし=2年)が2点中前適時打で突き放した。

4回から救援で出場し打者として4打点挙げた坂本は9回まで投げきりリードを守りきった。