福島県高野連は29日、福島商FCホールで理事会を開き、すでに中止が決まった今夏の選手権大会に替わる、独自の代替大会開催に向け調整していくことを確認した。

3年生の進路に影響する記録を考慮し、トーナメント方式による公式戦扱いの大会を目指す。現状では無観客での実施を避けられないが、その範囲については今後も検討する。開催時期は、授業と試験の時期を考慮し7月18日以降の土日、休日、8月が夏季休業となれば、平日を含み同10日ころまで。新型コロナウイルスへの安全対策は、日本高野連からのガイドラインを参考に対応を検討していく。詳細は6月12日に予定される理事会で決定する。また同じく中止となった全国高校軟式選手権大会の代替に関しては、現在軟式が県内に1校しかないため、東北他県も含めて協議を続けていく。