青森明の星は15安打の猛攻で大間に大勝した。2年生の内山京吾外野手が3安打5打点の大暴れ。スタメンの3年生4人も計6打点と、相乗効果で大量17点を奪った。

初回2死一、三塁。内山が左中間フェンス直撃の2点適時二塁打で打線を勢いづけた。2回、5回も打点をマークし「3年生にはお世話になっているので、1勝でも多く勝てるように、打撃で貢献したかった」とバットで恩返し。1安打1打点の主将・山崎駿捕手は「2年生が打つと『3年生も打たなきゃ』って、気持ちが高まります。次戦は、3年生が打ちまくります」と発奮材料になった。

樋口敦監督(43)は「いつも残塁の多いチームなんですけど、この試合は打線がつながりました。逆方向を意識した打撃練習の成果が出ました」と納得の表情だった。