須賀川の「4番遊撃」大越琢朗主将(3年)が競り合いに終止符を打った。3-3の8回裏2死二塁、真ん中高めの変化球を中前適時打。

6回守備では自身の失策で一時同点を許しており「昨秋(県8強)みたいに下克上を起こしたい。何とかしてチームを勝たせようと思った」と安堵(あんど)の表情。大会前に打撃投手を務めてくれた昨年のエース円谷堅斗さんらOBの練習支援を結実させた。

▽会津・川島佑斗内野手(3年=約100キロの巨体ながら器用な打撃と守備を披露も夏初戦8年連続勝利ならず)「8回の同点打は、かなり低いボール球でしたが気合で打った。もっともっと試合がしたかった」