今秋のドラフト候補、近江の土田龍空(りゅうく)内野手(3年)の夏初戦は4打席、3打数無安打に終わった。

1打席目は四球を選んだが、その後は投ゴロ、空振り三振、中飛に終わった。「自分の打撃ができなかった。間がうまく取れず、打席で余裕を持てなかった」と反省した。

スタンドには、阪神、巨人など8球団のスカウトが姿を見せていた。阪神筒井スカウトが「グラブさばきがいい」と話すように、この日も安定していた守備での評価はどの球団も高い。

この独自大会までに練習試合で木製バットを使って3本塁打を放ち、高校通算を大台の30本に乗せた。「独自大会ではアベレージヒッターとしていきたい」と次戦の8月1日対草津東(皇子山)以降で安打を重ね、プロ入りへアピールを続ける。