関東第一(東東京)が5回に一気に9安打してコールドを決めた。

ベンチがわいたのは代打久保田大輝選手(3年)が二塁打して6点目をたたき出したときだ。同選手は昨秋の守備練習中に右ヒザを骨折、2度の手術を経て復帰した。この日は足をひきずりながら二塁に駆け込んだ。「みんなが回してくれた。全力を出そうと思った。シンに当たってよかったです」と喜んだ。米沢貴光監督(44)も「久保田が打ったのが一番うれしかった」と話した。