甲子園高校野球交流試合第2日は3試合。広島新庄(広島)創成館(長崎)明豊(大分)が勝った。
第3試合:明豊4-2県岐阜商
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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明 豊 | 1 | 2 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 |
県岐商 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 2 |
明豊(大分)が序盤のリードを守り抜き、県岐阜商に勝利した。初回2死から3番布施心海外野手(3年)、4番小川聖太外野手(3年)の連打で先制。2回は2死二、三塁から、2番宮川雄基内野手(3年)の左前適時打で2点を追加した。県岐阜商は、同校の教諭や生徒が新型コロナウイルスに感染し、岐阜県の代替大会を辞退。敗れはしたが、センバツ用に新調したユニホームに身を包み、聖地で躍動した
第2試合:創成館4-0平田
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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平 田 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
創成館 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 2 | X | 4 |
創成館(長崎)が平田(島根)を終盤に突き放し、甲子園では18年春以来の1勝を挙げた。3回2死二塁、1番田中雄大外野手(3年)の中前適時打で先制。7回に追加点を奪うと、8回にも4番猿渡颯外野手(3年)右前適時打などで2点を加え、リードを広げた。平田は2回に2死満塁の好機をつくったが凡退に倒れ無得点。投手を中心に堅い守りを見せたが、打線は計3安打と振るわず、2回以降は得点圏に走者を進められなかった
第1試合:広島新庄4-2天理
チーム | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 |
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新庄 | 0 | 0 | 0 | 2 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 4 |
天理 | 0 | 1 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 |
広島新庄(広島)が接戦を制した。1点を追う4回1死一、三塁。9番秋田駿樹投手(3年)の一塁強襲内野安打で同点。1番大可尭明内野手(2年)の右翼への犠飛で勝ち越した。直後に同点に追い付かれるも、5回1死二塁、6番明光竜之介外野手(3年)の中前適時二塁打で突き放した。8回に1点を追加し、リードを広げた。天理(奈良)は5回以降無得点と打線が沈黙した
甲子園交流試合アラカルト
▼滞在期間 各校の滞在時間を短くし、近隣地区の学校は日帰りとするため1日3試合までとし、開始も午前10時と遅めに設定。宿泊は前日と試合当日の最大2泊。できるかぎり1人1室を用意する。
▼招待人員 ベンチ入り選手は例年の18人から2人増やして20人。責任教師(野球部長)、監督、記録員1人、補助員5人、校長またはそれに準じる者1人の計30人。
▼無観客 無観客が原則。野球部員と教職員、部員は各1人につき保護者、家族合わせて5人まで観戦可能。次の試合の保護者はアルプス席に待機する。例年のブラスバンドやチアの応援はできない。
▼飲食 売店は閉店。かちわり、ビールなどの売り子もなし。
▼校歌 勝利校は距離を取って整列し校歌を歌う。大声は禁止。
▼土集めなし 1試合ごとにベンチ内消毒を行うため、時間的制約から「甲子園の土」を集める行為は禁止。出場校には後日、阪神園芸の協力で土が贈られる。
▼取材 試合前取材はなし。スカウトや保護者をスタンドで取材することも禁止。試合後はこれまでの1階でのお立ち台ではなく、売店などが並ぶコンコースに移動し行われる。
▼後援新聞社 今回はセンバツ主催の毎日新聞社、全国高校野球選手権主催の朝日新聞の2社が後援。スコアボードの旗は上から毎日、朝日と並び、試合前にはセンバツ大会歌「今ありて」、夏の大会歌「栄冠は君に輝く」の順番で場内に流れた。