第103回全国高校野球選手権(8月9日開幕、甲子園)南北海道大会・室蘭地区の組み合わせが18日、決定した。14年以来の南大会進出を目指す浦河など19校が3つの代表枠を争う。道内10地区の組み合わせが決まり、全国のトップを切って26日に札幌、室蘭地区で開幕する。

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苫小牧高専は夏は2年ぶり出場で、13年以来の初戦突破を目指す。昨夏はコロナ禍で5~9月まで遠隔授業となり、部活動を行える状況になかったため出場回避。今年も緊急事態宣言が出されたことで5月中旬から6月上旬まで全体練習自粛となった。14日に再開したばかりで、平野博人監督(59)は「まずは試合に出られることが選手たちにとって貴重なこと」と話した。主将の菅谷泰世捕手(3年)ら18人で勝利をつかむ。