長崎大会の準々決勝が22日、長崎県営野球場で行われた。人口5000人の大島から春夏連続甲子園を目指す大崎が3-1で鹿町工を下し4強入りした。

ソフトバンク和田毅投手(40)を手本にする背番号11の左腕、勝本晴彦投手(2年)が夏2戦目の先発で初完投。最速を更新したキレのある134キロの直球やカットボール、スライダーで翻弄(ほんろう)した。

今春のセンバツ登板はなかったが「甲子園で投げてない分、夏勝つことを目標にやっている。県大会で優勝して甲子園に戻りたい」と意気込んだ。