高校野球大分大会の決勝が行われ、今春センバツ準優勝の明豊が、17年以来4年ぶり7度目となる夏の甲子園出場を決めた。

初回に4番の米田友内野手(3年)が右翼への犠飛で先制。2回には簑原英明捕手(3年)の適時打で追加点を奪った。その後も追加点をもぎ取り、終始流れに乗った。

先発のエース京本眞投手(3年)も9回3安打無失点で完封。勝利の瞬間はナインととともに最高の笑顔を見せた。

今春のセンバツでは準優勝。決勝戦で東海大相模(神奈川)に2-3で敗れた。全国制覇を逃した悔しさをバネに、リベンジの舞台をつかんだ。

~優勝への足跡~

2回戦 3-2大分雄城台

3回戦 10-2大分工

準々決勝 9-2柳ケ浦

準決勝 12-0藤蔭

◆明豊 1999年(平11)に別府大付と明星の学校法人合併で発足した私立校。生徒数は495人(女子267人)。創部は別府大付時の52年で部員は96人。甲子園出場は春5度、夏は7度目。19年春はセンバツ4強で、21年春にはセンバツ準優勝。主なOBはソフトバンク今宮健太、ヤクルト浜田太貴、ソフトバンク特別アドバイザー城島健司氏ら。別府市野口原3088。岩武茂代校長。