第94回選抜高校野球大会(22年3月18日開幕、甲子園)の21世紀枠候補9校が10日、日本高野連から発表され、九州地区からは公立校の大分舞鶴が選出された。

大分舞鶴は、秋季県大会で今春センバツ準優勝の明豊に惜敗して準優勝。九州大会は準優勝した大島(鹿児島)との1回戦で引き分け、再試合の激闘の末、2-3で敗れた。今夏大分大会決勝も明豊に敗れていたが、着実に力をつけてきた。

東大や京大に合格者を出すなど県内屈指の県立進学校で知られる。文武両道で、バッテリー中心のクレバー野球が持ち味だ。

春夏を通じて甲子園出場はなく、今回の候補9校から出場3校が発表される来年1月28日の吉報を待つ。

同校のラグビー部は全国大会で優勝歴のある強豪。主な卒業生は、歌手南こうせつ、歌手伊勢正三ら。