一塁到達3秒9の俊足で、今秋ドラフト候補の創価大・門脇誠内野手(3年=創価)が、社会人相手に3打数2安打と結果を残した。「状態はいいので、ケガのないように調整していきたいです」と、力を込めた。

8回2死一塁の第4打席、その快足を発揮した。左前へふらふらと上がったテキサスヒットで出塁すると、左翼が三塁へ送球する間に二塁へ進塁。「体勢的にもこっちには来ないなと。3つ(三塁)に送ったのを見て、すぐに行きました」。積極的に次の塁を狙う姿勢が光った。

前日1日の日本通運戦では、3球団のスカウトの前で本塁打も放った。「昨日、今日と高いレベル相手に結果を残すことが出来ました。自信につながっています」と真っすぐな目で話した。

▽創価大・堀内尊法監督(門脇について笑顔で)「昨日もホームランを打って、状態がいいですね。ウチには欠かせない存在です」

◆門脇誠(かどわき・まこと)2001年(平13)1月24日、奈良県奈良市生まれ。右投げ左打ち。遠投107メートル。野手ながら自己最速148キロ。目標とする選手は西武・源田壮亮。好きな有名人はサワヤン。