第94回選抜高校野球大会の開会式リハーサルが17日、兵庫・西宮市内の甲子園で行われた。18日の開幕ゲームに登場する21世紀枠の大分舞鶴、甲斐京司朗主将(3年)が、浦和学院(埼玉)の最速142キロエース左腕、宮城誇南(こなん)投手(3年)攻略を誓った。

初戦への備えには「逆方向というのを意識づけてやっている。相手のエースが左なので、攻略で逆方向にできている。いい感じで楽しみ」と手応え十分。

グラウンドに立ち「夢かなと思うぐらい鳥肌が立って感動しました」という初出場の甲子園。開会式直後の初戦に「気分が高揚して浮ついたプレーが増えると思うので、いつも通りにプレーして抑え、1点1点頑張って入れたい」と引き締めた。