<甲子園・過去の星稜-天理>

◆星稜の天理戦 甲子園では今回が3度目の対戦。76年夏は星稜のエース小松辰雄が4回に自ら同点本塁打を放ち、168球で完投勝ち。

◆76年夏(8月17日)

星稜000 110 100=3

天理001 000 100=2

【星】○小松-沖野【天】●福家-鈴木喜 [本] 小松(星)

 

92年春は星稜の林和成現監督が2番を打ち、4番松井秀喜らと出場。8回裏に天理の5番山本裕樹に3ランを許すなど、一挙5点を奪われ逆転負けした。

◆92年春(4月4日)

星稜010 000 000=1

天理000 000 05X=5

【星】●山口-北村【天】○西岡-中村 [本] 山本(天)

 

<星稜の主な激闘>

◆18回 79年夏、箕島との3回戦は1-1で延長戦。箕島に12回、16回と同点本塁打を許し、3時間50分の熱戦は3-4で18回サヨナラ負け。「史上最高試合」の呼び声高い。

◆5敬遠 92年夏、明徳義塾との2回戦で4番松井秀喜が5打席連続で敬遠され、2-3で敗れる。敬遠の是非を巡り騒動に。

◆8点差逆転 14年夏の石川大会決勝で小松大谷に0-8とリードされた9回裏、岩下(現ロッテ)の2ランなど打者13人で9点を挙げ、奇跡の大逆転サヨナラ。

◆奥川サヨナラ打 18年春3回戦で延長10回、4-3で近江にサヨナラ勝ち。2年生の奥川(現ヤクルト)が6回途中からリリーフし、6回裏に自ら2点適時打、10回裏にサヨナラ二塁打。

◆タイブレーク負け 18年夏2回戦の済美戦はタイブレークに。13回表に2点を勝ち越すも、済美・矢野に逆転サヨナラ満塁本塁打を浴び、11-13で敗戦。

◆タイブレーク勝ち 19年夏3回戦の智弁和歌山戦ではタイブレークで勝利。1-1から14回裏に福本のサヨナラ3ランで勝利。奥川は165球で完投勝ち。