静岡が敗退の危機を脱した。飛龍打線を止められず、4回終了時は2-7の劣勢。反撃に転じ、9回表にようやく8-7と逆転した。

池田新之介監督(44)は「相手の思いっきりのよい打線に押されてしまった」と振り返った。主将の山岸廉尊(れんそん)内野手(3年)が5回に2点本塁打を放ち、9回2死一、二塁で袴田航旭(こうき)内野手(3年)が逆転適時二塁打。「自分の一打で試合を決められて良かった」と笑顔を見せた。優勝した昨夏の県大会に続き、シード権を獲得。5日の準々決勝では、常葉大橘と対する。