今春センバツ優勝校の大阪桐蔭が黒星を喫し、公式戦29連勝で止まった。

1回に3失点。反撃していったが、小刻みな継投に対応できず敗れた。西谷浩一監督(52)の一問一答は以下の通り。

-敗戦を振り返って

「勝って、どんな試合も勝ちきって夏にと思っていましたけれども、智弁和歌山さんからしたら、こういう試合をしたいなというゲームにこちらが、それをはね返すことができなかった。この負けをしっかり持って夏に入りたい。それだけ」

-前田が打たれた

「打たれるときは、ちょっとスッと変化球で取りにいったりするところがありまして。そういうところをしっかり突かれた。守りのミスもありました。1回に3点取られて、そこからしっかり投げた。前田もしっかり勉強になった試合になったんじゃないか」

-継投できた

「そこもそういうふうに考えて、中谷監督がされたのだと思う。それになかなか対応しきれなかった。もう少し対応力を身につけないといけない」

-小刻み継投でリズムを作れなかった一面も

「そういうことはない。どんな投手でも、もっといろんな攻撃をできないといけない。点に結びつけられなかった」

-良かった点

「近畿大会決勝戦を経験できたことはよかった」

-どういう収穫になるか

「なりそうというか、収穫にしないといけない。みんなでここまで検証して、明日から、本当の夏の戦いが始まると思う。しっかり準備したい」

-この負けは子どもたちにどういう意味が

「プラスになるようにね。ここまで新チームになってから、公式戦では負けていない。勝って反省はできて、もちろん勝った方が人間は気分がいい。負けから学ぶこともたくさんある。ただ、負けただけじゃなく、ここから学ぶこともたくさんあると思う。これをしっかり持って、夏の大会に入りたい」

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