高校野球の沖縄大会で波乱が起こった。今春の沖縄王者で、優勝候補の一角だった沖縄水産が初戦で敗退。18日の開幕試合で全国一番星を挙げたノーシードの未来沖縄が競り勝った。

未来沖縄は1回に2点を先制。先発の依田(よだ)龍斗投手(2年)から4人の継投で逃げ切りに成功した。ナインが「沖縄水産には絶対に勝ちたい」と話していた通り、初の甲子園出場を目指す未来沖縄が番狂わせを起こした。

沖縄水産は今春の九州大会にも出場した実力校。1回戦でセンバツ出場校の長崎日大に延長戦で敗れたが、破壊力のある打線が武器だった。